プログラミングスクールに行けば本当にエンジニアになれるのか。
これは、これから受講を検討している人が必ず抱く疑問だと思います。私は実際にテックテックキャンプで学び、エンジニアとして転職し、現在はAIエンジニアとして働いています。
結論から言うと、「人生を変える可能性がある場所」です。
ただし、魔法ではありません。
良いところもあれば、正直に言うと厳しい現実もあります。
この記事では、元受講生・元社員・現役エンジニアという立場から、良い点も悪い点も包み隠さず書きます。他のスクールも話を聞きましたが、私は先駆者のテックキャンプが一押しです。
受講を迷っている方の判断材料になれば嬉しいです。
この記事を書いた人
筆者は元プログラミングスクール社員です。実際に受講経験もあり、カリキュラムの良し悪しも理解しています。ちなみに、卒業後はエンジニア転職し、現在はAIエンジニアとして勤務しています。
割と成功した方の部類に入るかと思います。
アフィリエイト目的のいい加減な記事がたくさん目立つので、実際に人生を賭けて受講した元社員が紹介します。
今回はプログラミングスクールの先駆けでもある、テックキャンプをご紹介します!
テックキャンプは「本気の人」には良いスクール

結論から言うと、テックキャンプは万人向けのスクールではありません。
1日中、こもってプログラムを学習することになります。そもそもパソコンが苦手だったり、コードが苦手な方にはあまりお勧めできません。
ただし、「本気で人生を変えたい人」にとっては非常に良い環境だと思います。
また、プログラミングスクールにはよくある誤解があります。
それは「入れば自動的にエンジニアになれる」という考えです。
残念ながら、そんな都合の良い世界ではありません。
テックキャンプは、努力しなくても結果が出る場所ではなく、努力できる人の成功確率を上げてくれる場所です。
ここを勘違いすると、受講後に「思っていたのと違った」と感じることになります。
逆に言えば、覚悟を決めて飛び込める人には、かなり良い環境が用意されています。
向いている人
まず、テックキャンプが向いている人をはっきり書きます。
・毎日継続して学習できる人
・わからないことを放置せず質問できる人
・受け身ではなく自分で動ける人
・短期間で人生を変えたい人
・環境にお金を払う価値を理解している人
テックキャンプの最大の価値は「強制力のある環境」です。
独学だと多くの人が途中で挫折します。これは才能ではなく、ほぼ環境の問題です。
学習の習慣化、質問できる環境、仲間の存在、転職までのロードマップ。
これらが一気に揃うのは大きなメリットです。
向いていない人
逆に、向いていない人もはっきりしています。
・受け身で教えてもらう前提の人
・学習時間を確保できない人
・楽して転職したい人
・スクールに人生を委ねようとしている人
スクールは「結果を保証する場所」ではありません。
あくまで「結果を出しやすくする環境」です。
ここを履き違えると、「高いお金を払ったのに転職できない」という不満につながります。
テックキャンプの良かった点

テックキャンプのよかった点は以下です。
本気で受講生を転職させようとする社員が多い
まず一番強く感じたのはここです。
「本当に転職させようとしている」という空気があります。以前の私の仲間たちは、本気で学生たちを応援していました。スクールというとビジネス感が強く見えるかもしれませんが、現場の社員はかなり本気です。履歴書・ポートフォリオ・面接対策など、転職に関わる部分もかなり手厚くサポートしてくれます。
特に印象的だったのは、
受講生の状況をちゃんと把握して動いている点です。
・進捗が遅れていないか
・就活が止まっていないか
・メンタルが落ちていないか面談してくれる。
ここまで見てくれるスクールは正直少ないと思います。
カリキュラムがかなり分かりやすい
カリキュラムはよく作られています。
初心者がつまずくポイントをかなり研究して作られている印象でした。実際の作成を担当した社員も旧知の中です。大変、真面目で聡明な方であり信頼いただいて大丈夫です。断言できます。
また、独学だと「次に何をやればいいの?」で止まりがちですが、
やるべき順番が明確に決まっているのは大きなメリットです。
・基礎 → 応用 → 開発 → チーム開発 → 転職活動
この流れが自然に進む設計になっています。
そのため、迷う時間が減るのは想像以上に大きいです。
チーム開発があり実務に近い経験ができる
これはかなり価値があります。
多くの人が勘違いしていますが、
エンジニアの仕事は「一人でコードを書くこと」ではありません。
・他人のコードを読む
・仕様を相談する
・Gitで共同開発する
・レビューを受ける
実務はほぼチーム戦です。
この経験を転職前にできるのは大きなアドバンテージになります。
面接でも話せるエピソードが増えます。
試験があるので緊張感を持って学習できる
また、試験があるのは地味に大きいです。
人は締切がないとサボります。
これは才能ではなく人間の性です。
・試験がある
・進捗が見られる
・期限がある
このプレッシャーがあることで、学習が継続しやすくなります。
独学で挫折する最大の理由はここなので、かなり重要な要素です。
オフィス環境が良く学習を習慣化しやすい
環境の力は本当に大きいです。
・綺麗なオフィス
・周りが全員勉強している
・集中できる空気
家だとサボってしまう人でも、オフィスだと自然と集中できます。
「勉強するのが当たり前の場所」があるのはかなり強いです。
ただし、大-中都市圏にしかありませんのでそこは要注意です。
メンターの回答が早くレベルも高い
質問のしやすさはかなり良かったです。独学だとエラー1つで半日溶けることがあります。
これ、本当に精神が削られます。調べてもわからないこともあるので・・・
・すぐ質問できる
・すぐ返ってくる
・解決までが早い
このスピード感は学習効率に直結します。平均的にもレベルも高く、理解を助けてくれる存在でした。
微妙だった点

ここは大事なので、遠慮なく書きます。
スクールは完璧ではありません。期待値を正しく持っておかないと、後でギャップを感じます。
量産型アプリ問題(面接官の反応)
これは受講生が必ずぶつかる壁です。
スクールではカリキュラムに沿ってアプリを作るため、
どうしても似たようなアプリが量産されます。
つまり、企業の面接官からすると
「またこのアプリか…」という状態になります。
ポートフォリオは転職活動の武器ですが、
カリキュラムの成果物だけでは弱いのが現実です。なので重要なのは独自アプリを必ず作る必要があります。
スクールは基礎を作る場所であって、
差別化までやってくれる場所ではありません。
転職はいかに自分が有能か見せる場所です。面接官に自作のアプリを作って、胸を張ってプレゼンしましょう。
メンターの質にはバラつきがある
平均的にはレベルは高いです。
ただし、全員が神メンターというわけではありません。
・説明がわかりにくい人
・相性が合わない人
・癖が強い人
正直、います。
これはスクールに限らず、どの組織でも同じです。
期待値を上げすぎるとここでギャップが生まれます。
とはいえ質問できる環境自体は大きな価値なので、
「完璧ではない」と理解しておけば問題ないレベルです。
卒業後の転職は全員が成功するわけではない
ここは一番誤解されがちなポイントです。
スクールに入れば転職できる、ではありません。
転職できる人もいれば、苦戦する人もいます。
理由はシンプルです。
・学習量の差
・行動量の差
・ポートフォリオの差
・就活の動き出しの早さ
結果はかなり個人差が出ます。
スクールは「スタートラインを作る場所」であって、
ゴールまで運んでくれる場所ではありません。
人気求人は早い者勝ち
スクール経由の求人はタイミング勝負になります。
同級生ももちろん、先に入学した方から順に転職活動を始めるため、人気企業・人気ポジションはすぐ埋まります。
・動き出しが遅い
・応募数が少ない
・準備が不十分
こうなるとチャンスを逃します。
とはいえ、学習を最優先に集中してするべきです。中途半端な技術力だと、転職してから苦労しますし面接官の問いに答えられません。
ですので、転職活動を始められる段階になったらすぐに動きましょう。
これから受講を考えている人へのアドバイス
最後のまとめ的なアドバイスになります。
独自アプリは必ず作るべき
これは重要です。断言できます。
カリキュラムのアプリだけで転職活動に挑むのはかなり厳しいです。
理由はシンプルで、これまでの先輩学生が面接を受けていたりして面接官が見慣れているからです。
企業が見たいのは
「カリキュラムをこなした人」ではなく「自分で考えて作れる人」です。だからこそ、差がつくのは以下です。
・自分で企画したアプリ
・課題解決型のアプリ
・こだわりが見えるアプリ
これがあるだけで評価は一気に変わります。スクールは土台と考え、差別化は自分でやる。
これが転職成功のコツです。
スクールは「環境」であって「保証」ではない
最後に一番大事な話。
スクールは人生を変えてくれる場所ではありません。
人生を変えられる環境です。結果を決めるのは最後まで自分の行動です。
・どれだけ学習したか
・どれだけ質問したか
・どれだけ作ったか
・どれだけ応募したか
でも逆に言えば、本気で取り組めば人生が変わる可能性は十分あります。実際のエンジニアの場はシビアです。技術力がなければ無能扱いされますし、技術が大好きな人たちがたくさんいます。
時には悔しい思いもすることもありますが、これからの長い人生の中での一瞬にすぎません。
本気でエンジニアを目指すあなたには、元社員としてテックキャンプはお勧めできます。高額な商品に見合う成果が出せるかはあなた次第ですが、受講される場合には、環境を最大限使い倒すつもりで挑んでみてください。
お互いに頑張りましょう!

